2021/11/24 算数/数学は図で考える?

こんにちは、kanePです

 

少し前の事です。9月くらいの事でしょうか

息子が、中学の数学の宿題で方程式に取り組んでいるのを目にする機会がありました。文章題を方程式で解く類の問題です。私学だけあって難しい問題です。その時に違和感を感じたことがありました
息子は問題を読んで、それをそのまま方程式を書いて解いているのです

私が中学生・高校生だったころは数学の文章題を解く時はまず簡単な線分図や概念図を書いて、それから式に落とすようにしていました。誰かに聞いたのか覚えてませんが、それが普通の解き方だと思ってました

しかし息子は図を書かずに式を立てて解いているのです

息子が学受験に取り組んでいる時、私はしきりに「算数は図が基本」「図や表を書いて整理する事が大事」と教えていました

その事もあり、中学生になった息子に

何で図を書かないの?図を書かないと間違えるよ。図を書きなよ」

と言いました。すると、息子は

「なるべく図を書かずに式を立てられるようにしろ」

と先生に言われているとの事

 

う~む。。。 そうなのか!?

少し考えましたが、きっと先生が言っている事が正しいのだと思います。私はいわゆる一般人ですが、上級を狙うレベルの人は

「難易度の高い問題も図を書かずに頭の中だけで問題の意味を正しく理解する」

という能力を身につける必要があるのだと感じました

 

そういえばなのですが、息子が中学受験をしている時に、基本的な鶴亀算は図を一切書かずに頭の中だけで正確に解いていた事を思い出しました。その時も違和感を感じ、以下のような会話をした記憶があります

私:図に書かないと間違えるよ

息子:図に書くまでもないよ

私:大丈夫?

息子:わからない時は図に書く。分かるときはわざわざ図を書く必要はない

私:でも、図を書いた方が間違えないと思うけどな~

って感じです。私は少し不安だったのですが、実際に間違える事はありませんでした。このときに

あっ、私が見ている世界と息子が見ている世界はすでに違っているんだな。。。

と感動したことがありました

 

たぶんこれは特別な事ではなく一定レベルの人では普通の事なのでしょう。しかし、私にはとても新鮮な事に感じました

 

それでは!